赤外線×35倍ズーム×堅牢通信「ANAFI UKR」が公共安全の現場判断を変える
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2025年12月28日
自治体・官公庁の現場判断を支える「ANAFI UKR」赤外線×高倍率ズーム×強固なデータ保護
災害現場や警備現場で意思決定の質を左右するのは「いま何が起きているか」を早く正確に把握することです。 一方で現場は強風・降雨・粉じん、そして通信やGNSS(衛星測位)が不安定になりやすい環境でもあります。 そこで私達は自治体・官公庁の用途に対し、Parrot社(フランス)のANAFI UKRを選択肢としてご提案・デモンストレーションを行っています。

【ANAFI UKRとは】
ANAFI UKR(公共安全・行政用途を想定した小型ISR機)はParrotが公共安全(Public Safety)・政府機関(Government)を含む現場運用を想定して展開する、サブ1kg級の小型マイクロUAVです。 現場での迅速展開、GNSS不安定環境を見据えた航法、そして機微情報を扱う前提のセキュリティ設計が特徴です。
【主要スペック早見表(公式情報ベース)】
重 量:約959g、最大離陸重量 1,450g
展 開:展開まで 2分未満
耐 候 性:IP53(雨・粉じん)、-36℃~+50℃
飛 行:最大飛行時間 38分、最大距離 23.1km(標準)
映 像:伝送映像 1080p/30fps
可視カメラ:21MP(Wide)・デジタル35倍ズーム、4K/FHD/HD
赤 外 線:FLIR Boson 640×512、-40℃~+250℃、感度 ≤60mK
ジンバル :-90°~+90°(上下)
通 信:Wi-Fi(最大5km)、MARS(15km)、LoRa(20km)、5G対応(条件付き)
セキリティ:AES-256、FIPS140-2準拠、ファーム署名、SD暗号化(AES-XTS 512bit)
【3つの強み】
1)赤外線×高倍率ズームで「近づけない現場」を可視化
ANAFI UKRは35倍ズームの可視カメラと、FLIR Boson(640×512)の赤外線を同一ジンバルで運用できます。 夜間・煙・粉じんなど目視が難しい条件下でも「要救助者・火点・高温部」の把握に役立ちます。 加えて公式発表では可視/赤外の識別距離の目安も示されています。
2)GNSS不安定環境を想定した運用思想
災害時は地形・屋内・倒壊構造物・山間部などでGNSSが不安定になりやすいのが現実です。 ANAFI UKRは光学航法(Optical navigation)やフルオフライン自律を強く打ち出しており、現場での継続運用を重視した設計です。
3)機微情報を扱う前提の「データ保護・主権」設計
行政運用では撮影データ自体が機微情報になり得ます。 ANAFI UKRはAES-256暗号化、FIPS140-2準拠、署名付きファームウェア、SD暗号化、さらに「同意なしにデータ共有しない」旨の記載があり、データ統制を重視した仕様になっています。
また公式発表では、NDAA/Blue UAS準拠や、部品調達方針(特定原産を避ける方針)にも言及しています。
【こんな業務に】
Parrotの公式発表では公共安全・政府用途として以下のようなユースケースが挙げられています。
<災害の対応>倒壊建物・森林・山岳・夜間の捜索、状況把握
<火災・危物>延焼リスク評価、化学物質漏えい等の初動判断
<警備・防犯>重要施設周辺の監視、侵入兆候の確認
<治安・雑踏>雑踏の状況把握、現場の俯瞰
<庁内の業務>危険個所の目視点検(状況把握目的)
【COTとトラッキング】
ANAFI UKRは映像上の注視対象を識別・追尾し、座標共有を迅速化する考え方(COT/Tracking)を打ち出しています。 公式Newsroomでもオンボードニューラルネットワークにより、GNSS不安定環境でもRGB/THERMAL双方でリアルタイムに識別・追尾・座標伝達を行う旨が説明されています。
※実運用では座標の扱い(誤差・共有範囲・ログ管理)を含め、SOP(標準手順)整備が重要です。
災害・警備の【判断を早める装備】として
ANAFI UKRは単に「赤外線付きの高性能ドローン」ではなく、GNSS不安定・通信妨害・機微情報といった“公共現場のリアル”を前提に設計思想が組まれている点がポイントです。 プリベントデザインでは自治体・官公庁の用途に合わせて、導入の可否判断に必要な情報整理とデモンストレーションをご用意しております。 「災害時に本当に使えるか」「データ管理まで含めて運用できるか」その確認から一緒に進めて参りましょう。
【FAQ】
Q.ANAFI UKRは夜間の捜索に使えますか?
A.FLIR Boson(640×512)の赤外線に対応し温度レンジ等が公開されています。 夜間・煙など視界不良時の状況把握に有効です。
Q.セキュリティ面は行政利用に耐えますか?
A.AES-256暗号化、FIPS140-2準拠、署名付きファームウェア、SD暗号化などが仕様・公式発表に記載されています。
Q.GPSが不安定でも飛べますか?
A.公式仕様に「Optical navigation for GNSS-denied flight」等の記載があり、公式発表でも光学航法・オフライン継続を強調しています。
〜私達からのご提案〜
日本国内ではANAFI UKRは「これから増えていく」段階の機体です。 だからこそ導入前に机上比較だけで終わらせず、現場を想定したデモと要件整理が大切になります。 プリベントデザインでは自治体・官公庁向けに次のような流れで支援します。
1)目的整理(防災/警備/点検/訓練)と要求性能の言語化
2)現場想定でのデモンストレーション(赤外線・ズーム・風・雨天相当条件の確認など)
3)運用設計(安全管理・夜間運用・データ管理・関係部署連携)
4)教育・訓練(初動で使える手順、引き継ぎ可能な運用体制づくり)
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