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- 2025.09.09自治体・官公庁向けドローン係留(テザー)運用ガイドと「miya Leadrone」のご提案
- プリベントデザインでは防災・点検・警備など公的業務における安全性と法令順守を最優先にドローン運用の設計と機材導入を支援しています。 本記事では係留(テザー)の基本と法令上のポイント、現場メリット、そして日本製の係留装置「miya Leadrone(ミヤ・リードロン)」の導入効果をわかりやすくご紹介します。 なぜ今【係留(テザー)なのか】 ドローンを固定地点と紐(ワイヤー)等で結び、飛行範囲を物理的に制限するのが「係留(テザー)」です。 ・安全対策:逸走・落下リスクの低減、飛行範囲の明確化 ・運用の再現性:訓練や長時間監視で手順を標準化しやすい ・公的現場との相性:立入管理と合わせて、順法かつ説明可能な運用を構築しやすい 想定シーンとしては防災拠点の定点監視/構造物点検/夜間・目視外の補助/イベント会場での範囲管理など。 【法令(航空法)上の要点】をやさしく整理 十分な強度の紐(30m以下)で係留し、飛行可能範囲への第三者の立入管理等を講じた場合に次の一部方法については許可・承認が不要となる特例があります(計画により個別確認が必要)。 ・人口集中地区(DID)上空の飛行 ・夜間飛行 ・目視外飛行 ・第三者から30m以内の飛行 ・物件投下(散布等) 詳しくは国交省の教則・報道発表・飛行許可・承認ページをご確認ください。 <注意>催し場所上空、空港等周辺、地表・水面から150m以上の空域などは、係留の有無にかかわらず別途の手続きが必要となる場合があります。 計画ごとに必ず要件を精査してください。 【立入管理の基本】 「立入管理」とは飛行範囲(落下の可能性領域を含む)に第三者が入らないよう管理すること。 表示物(看板・コーン等)、補助員配置、区画表示・口頭警告の組み合わせと手順の文書化(配置図・ブリーフィング記録)が肝になります。 miya Leadroneの【特長と導入メリット】 日本の電動リール技術を活かした国産の係留装置。 長時間監視や訓練における安全性・再現性の向上に役立ちます。 ・自動テンション管理&滑らかな巻き上げ 紐のたるみ・巻込みを抑え、プロペラ干渉リスクの低減と操作安定に寄与。 訓練の再現性が高まります。 ・現場に応じた長さ運用 特例を活用する運用では「30m以内」で設計。 長距離(例:300mモデル)が必要な大規模・高所監視は申請前提の設計に切り替えます。 ・日本製の信頼性と保守性 公的現場で重要な稼働率と保守サイクルを見据えた選択が可能。 製品仕様の詳細・適合機種・付帯資機材は用途に応じて最適化しますので、ご相談ください。 【導入までの流れ】 1)要件整理:目的(監視・点検・訓練)、場所(DID/非DID/催し)、時間帯(昼/夜)、高度、立入管理案をヒアリング 2)法令適合の確認:係留特例の適用可否、必要手続き(許可・承認/飛行計画通報)を個別に精査 3)機材・手順設計:miya Leadrone本体、アンカー、連結金具、視認性資材、離着陸手順・緊急時対応の整備 4)現地デモ/検証:係留長、立入管理、補助員配置を現地で検証し、標準運用手順を確定 5)運用開始・訓練:ブリーフィング様式・チェックリストで再現性の高い運用を実現 【よくあるご質問】 Q. 係留すれば申請は不要ですか? A. 条件付きです。「30m以内の係留」+「立入管理」等を満たす場合に特例が適用される一部の方法があります。 空域・方法により許可・承認が必要なケースは残ります。 Q. 300mモデルは特例の対象ですか? A. そのままでは対象外です。 特例を活用する運用は30m以内で設計します。 長距離は申請前提の運用設計に切り替えます。 Q. 立入管理はコーンを置けば十分ですか? A. 状況次第です。 標識・補助員・区画表示・口頭警告等を組み合わせ、配置図・当日ブリーフィング記録まで含めて文書化することを推奨します。 公的現場で求められるのは「安全・順法・再現性」の三立です。 係留(テザー)はその実現に直結し「miya Leadrone」の様な専用装置は、日々の訓練や長時間監視をより確実にします。 プリベントデザインでは運用設計から手続き・現地検証・訓練まで伴走します。 まずは現場条件と目的をお聞かせください。
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- 2025.09.09「現場」から伝えること
- 最近、私たちは大型訓練イベントでの展示支援や、高度警備任務を担う部門向けのデモ・トレーニングに携わる機会が続いています。 案件の性質上、詳細は公表できませんがここでは“何を大切にし何が役に立ったか”という観点で共有を致します。 1)初動を速く情報を確かに 広域監視や閉所の探索では短時間で有効情報を拾う設計が要です。 私たちは、可視+サーマルの切替手順や報告フォーマットを事前に統一。 現場が迷わない運用台本(チェックリスト)が判断の速度を確実に向上させました。 2)“資格の次”に必要な操縦力 資格はスタートライン。 実務では狭所・低照度・電磁環境など、教科書通りではない条件に向き合います。 そこで役立つのがマニュアル操縦(GPSアシストに依存しない)やFPVによる閉所飛行の基礎。 安全余裕を確保した段階訓練を積むことで、無理をしない操縦が身につきます。 3)伝わる記録、活きる伝送 「見えた」を「伝わった」に変えるには記録と報告の型が欠かせません。 焦点距離・角度・対象との距離を意識した取得、時刻・位置情報をひと目で追える簡易レポート、そして必要時の安全なストリーミング。 小さな積み重ねが現場全体の意思決定を助けます。 4)平時に整える、非常時に迷わない 法令・規程の理解は“保険”ではなく実務の地図です。 飛行可否の判断、申請・通報、リスク評価など、平時の整備があってこそ非常時に迷いません。 プリベントデザインでは運用マニュアルの整備支援や実務講習を通じて、チームの底上げをお手伝いしています。 ○閉所・夜間・サーマル活用の実務トレーニング ○報告テンプレや運用マニュアルの整備 ○展示・訓練イベントでの技術支援など、最適な形でご提案します。 お問い合わせ https://prevent-design.com/contact
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- 2025.09.01「防災の日に見直すドローン運用」〜今日からできること〜
- ドローンは「現場をすぐに見に行ける目」として、初動の確認・被害の把握・夜間の見回りなどで大きな力になります。 ただし、本当に役立つかどうかは導入した後の“運用の整え方”で決まります。 ここでは専門用語をできるだけ使わずに今日から見直せるポイントをまとめており、プリベントデザインでは実地の支援と訓練でこれらを一緒に整えていきます。 まずは今日の【5つの確認】 1)安全の基準表はありますか? 風・雨・気温など「飛ばして良い/やめる」の線引きをA4で一枚。 2)住民・関係先への伝え方は決まっていますか? 目的・時間・連絡先をテンプレート化しておく。 3)電池(バッテリー)の健康状態は把握していますか? 保管電圧、使用回数、替えの本数を一覧に。 4)撮り方の決まりはありますか? 解像度や重ね撮りの割合、赤外線を使う条件などを簡単にルール化。 5)映像や記録の置き場所は一つにまとまっていますか? ファイル名の付け方と保存期間を決め、迷子にしない。 3か月で整える【回る運用プラン】 0〜30日(止めない・迷わないための土台づくり) ・現場安全チェックリストを配布(現地の危険、進入禁止、第三者配慮) ・ヒヤリとした出来事の報告フォーマットを共有 ・映像と飛行ログの置き場所と名前の付け方を統一 31〜60日(人とデータの“標準”を合わせる) ・目的別の手順書を用意(初動確認/堤防見回り/山林の見張り など) ・赤外線・ズームの基本操作と報告書の型を練習 ・許可・連絡の最短ルート表を作る(誰に、何を、いつ伝えるか) 61〜90日(連携とふり返りで“強い運用”に) ・関係部局・外部協力先との連絡網を一本化 ・「到着までの時間」「見回りできた範囲」など見える目標を設定 ・年2回の訓練と年1回のふり返り会で改善点を決定 防災の日に実施したい【想定訓練】 1)地震・津波の初動 高台や避難路を上空から確認。屋上退避が可能かを映像と位置で共有。 2)河川の増水 越水しやすい場所を決めて巡回。赤外線と通常カメラで二重チェック。 3)山林火災(夜間) 熱の強い場所を見つけ、現地隊に位置と映像をその場で伝える。 訓練は「短く・回数多く・記録を残す」がコツです。 現場で役立つ【実務トレーニング】 ・操縦の実力チェック まっすぐ止める・同じ高さを保つ・狭い輪を通す等を点数化し、映像でふり返り。 ・多種応用操縦 GPSに頼らない操作、狭い通路の出入り、風に負けない着陸、赤外線の即応。 ・FPVゴーグル運用訓練 屋内や狭い場所の探索に向け、座学→シミュレーター→実機の順で安全に。 ・記録・共有のしかた ライブ配信の手順、報告書のテンプレ、位置情報と映像のセット化。 ※目的や機密に応じて個別に設計します。取り扱いには十分配慮します。 〜よくあるつまずきと簡単な直し方〜 ・機体はあるのに飛ばす体制がない→手順書と連絡表を2枚にまとめ、いつでも取り出せる場所へ。 ・データがバラバラ→「日付_場所_目的_番号」の名前ルールだけ決める。 ・担当が替わると弱くなる→15分で読める新任向けミニ冊子をつくって引き継ぐ。 防災の日を【運用アップデートの出発点に】 ・安全の基準、伝え方、電池、撮り方、記録の5点見直し ・3か月で「手順→練習→連携→ふり返り」の回る仕組みへ ・訓練は短く、回数を重ね、記録を残す プリベントデザインでは計画づくり・訓練・当日の運用サポート・見直しまで一緒に進めます。 まずは「今どこでつまずいているか」を30分で棚卸しし、明日からの一歩をご提案します。 ご相談はこちら https://prevent-design.com/contact
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- 2025.08.08「現場で使えるFPV操縦技術」高い意識を持つ操縦者との実践トレーニング
- ドローン技術は年々進化し、空撮や測量、防災、警備など様々な分野での活用が広がっています。 その中でも近年注目度が急上昇しているのが「FPV(First Person View)操縦」です。 ゴーグル越しに見えるリアルタイム映像を頼りに、機体をまるで自分の目で操作しているかのように飛ばすFPVは、従来のモニター越しの操縦では得られない没入感と精密な操作性を可能にします。 【意識の高い操縦者】からのリクエスト 今回は「とある組織に所属する」意識の高い操縦者の方から、FPV操縦に関する実践的なトレーニング依頼を頂きました。 まだまだ公的機関や組織の中ではドローンの運用やFPV活用が十分に浸透していない現状がありますが、そうした中でも自ら必要性を感じ、スキルを高めようと行動される姿勢は非常に印象的でした。 【トレーニング内容】 今回のプログラムは単なる操縦体験ではなく、現場で求められるスキルに焦点を当てています。 <閉所・狭所侵入飛行> 限られた空間内での安全かつ正確な飛行技術 <静音・隠密アプローチ> 音や動きによる発見を抑えながらの接近・ホバリング <偵察飛行シナリオ> 視界不良や障害物下での情報収集 <赤外線カメラ併用操縦> 夜間・煙害時などの特殊環境下での運用技術 【FPV技術が現場にもたらすもの】 FPVは従来のGPS安定飛行とは異なり、操縦者の判断力と反射神経が試されます。 ・倒壊家屋や閉所空間の状況把握 ・危険区域への進入と情報収集 ・人命救助のための迅速なルート確認、など機体を目視できない環境での活用が求められるケースが増えています。 【継続的なスキル向上の必要性】 ドローンの国家資格取得はあくまでスタート地点にすぎません。 実際の現場で価値を発揮するためには、資格取得後のスキルアップこそが重要になります。 今回の様な意識の高い操縦者との訓練は単なる操縦練習ではなく「現場で即戦力となるための技術蓄積」の一歩と言えます。 〜私たちが提供するトレーニング〜 現在ご提案可能な主な分野は以下の通りです。 ・操縦技能の客観評価(NIST準拠) ・タクティカル飛行訓練 ・FPV操縦(閉所・隠密・偵察飛行) ・法制度座学(航空法・許可制度の実務理解) 全てのプログラムは実務経験豊富な講師陣が担当し、現場運用を想定した内容となっています。 FPVドローンの操縦技術は、これからの防災・警備・救助分野において欠かせないスキルです。 資格取得後も継続的な訓練を行い、現場で求められる“即応力”を身につけることが、これからの時代の操縦者に必要とされています。 私たちは、そうした現場力を高めるための環境とノウハウをご提供し続けて参ります。
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- 2025.07.30揺れなくても“動く”防災意識を「津波・台風・猛暑の複合リスクに備えて」
- 2025年7月30日朝、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の大地震が発生し、日本の太平洋沿岸では津波警報・注意報が広範囲に発表されました。 北海道や東北、関東・関西の沿岸部では実際に津波が観測され、高台への避難や交通渋滞が相次ぐ事態となりました。 また、同時に襲いかかる様に台風9号が接近し、週末にかけて高波・強風への警戒が必要とされています。 加えて猛暑による熱中症リスクも高まっており、まさに「複合災害」の局面にあります。 【揺れない地震】でも、迷わず避難を 今回の津波は震源が遠く離れたカムチャツカ半島という“遠地”にあったため、日本国内では強い揺れを感じなかった地域が大半でした。 しかし、これこそが避難を遅らせる要因となりがちです。 津波警報や注意報が発令された際は、揺れの有無に関係なく「すぐに高台へ避難」することが鉄則です。 1952年の同様の地震では日本でも津波による被害が多数記録されており、今回も最大波が「数時間後に到達する可能性がある」と専門家が警鐘を鳴らしています。 【複合リスクへの対応力】が問われる 加えて今週末には台風9号が関東・東海地方に接近する恐れがあり、高波や暴風への備えが求められます。 たとえ進路が外れても、沿岸部では急激な波の高まりが起こる可能性があります。 晴天時であっても油断せず、海岸への立ち入りは控える様にしましょう。 また記録的な猛暑が続いており、津波避難や避難所生活では熱中症対策も欠かせません。 水分補給、日陰の確保、冷却グッズの活用など、避難行動そのものが命を守る行動であることを再認識いただきたいと思います。 見守るだけでなく【動ける力】を備える 今回の災害対応では過去の震災を教訓とした「自発的な避難」や「地域による声かけ」が多くの命を守った事例として注目されております。 ある大学生は「何かあればとにかく逃げるように」と学んだ通り自らの判断で避難を開始。 また、宿泊施設のスタッフが声をかけたことで、高台へ向かう行動に移れた旅行者の例も報告されています。 この様な日常に近い中での“静かな災害”においても、的確に避難を促す声かけや判断力が地域を守る大きな力になります。 私達はこうした危機管理対応に関する支援や技術的なサポートにも取り組んでおり、特に情報伝送・監視・避難誘導に関わるドローンの活用や、防災体制構築のアドバイスなど実務に即した支援が可能です。 今回の津波および台風による複合リスクは「揺れのない地震」や「接近前の台風」など、見えにくい脅威が想像以上の危険をはらんでいることを教えてくれております。 ご家庭でも今一度ハザードマップの確認や避難ルートの再点検、家族との情報共有を行いましょう。 防災とは特別なことではなく「日常に組み込む意識」そのものです。
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- 2025.07.20ドローンによる「夜間監視・警備」の新提案
- 急速に広がるドローンの社会実装。 その中でも防犯や警備の分野において「夜間の空中監視」や「人的リソースの補完」を目的とした導入が静かに注目を集めています。 プリベントデザインでは防災・防犯両面の知見を活かし、夜間を含むドローンによる広域監視・情報収集支援を新たなソリューションとして展開しています。 なぜ【夜間ドローン監視】が求められているのか? ・防犯灯の死角や視認性の低下する時間帯における不審者対策 ・災害発生時、夜間の余震や二次被害の早期把握 ・施設や重要インフラの定期巡回の省人化 ・夜間イベント時の上空安全監視(例:花火大会、祭礼など) この様なニーズに対し、赤外線カメラやズーム機能を備えたドローンは広範囲・高精度の夜間監視を実現し、人手不足や地上からの視界制限という課題を補完します。 【プリベントデザインの特長】 私たちが提供するドローンサービスは単なる撮影や飛行に留まりません。 <地域防災・警備に関する実績> 自治体や民間施設での巡回監視、火災・水害発生時の初動支援経験が豊富です。 <特殊技能に基づく操縦・運用力> 夜間・悪天候下での飛行を想定した独自のトレーニングや、映像伝送・記録体制を整えています。 <セキュリティ&BCP視点での導入支援> クライアントごとの体制・目的に応じ、導入コンサルティング・運用マニュアル整備・職員研修までを一貫対応しています。 【導入は小規模から】でも可能です 「本格的な導入はまだ難しいが、試験運用してみたい」 「訓練時のみの派遣をお願いしたい」 「地域防災訓練に組み込みたい」 この様なケースにも柔軟に対応しております。 ドローンを活用した夜間巡回や警備支援は、人的負担の軽減だけでなく地域住民への安心感の提供にも繋がります。 ご相談・ご依頼はこちらから プリベントデザインでは自治体・法人の目的や予算規模に応じたプラン提案を行っております。 まずはお気軽にご相談ください。 https://prevent-design.com/contact
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- 2025.07.08「自治体・官公庁の現場に最適」AutelTitan/Alpha/AlphaTracer徹底解説
- こんにちはプリベントデザインです。 近年、自治体や官公庁の業務ではドローン活用が急速に進んでおり、物流支援/公共安全/インフラ点検/災害対応といった場面では高耐久・高精度・長時間飛行を兼ね備えた機体が必須です。 本記事ではそうした要求に応えるAutelRoboticsの最新3モデルをご紹介します。 【なぜ“行政向け”ドローンが必要なのか?】 1)ミッション時間の長時間化 遠隔地や山岳地での調査・輸送では30分以上の連続飛行が要件になることが多く、一般的な民生機では対応が難しいのが現状です。 2)全天候・耐環境性能 災害現場は雨・風・粉塵が避けられません。IP55相当の防塵・防水性能が業務継続性を高めます。 3)通信距離と安全性 行政ミッションでは10km以上の長距離伝送や多機連携(フリート運用)が求められ、独自メッシュネットワーク対応機体が有利です。 4)パイロット位置特定/電波監視 無許可飛行や電波干渉対策の観点から、不正操縦者の早期発見が安全管理の鍵になります。 【製品ラインアップ】 1)Autel Titan ― 物流特化型フラッグシップ ・最大ペイロード10kg/最大飛行55分で離島・山岳輸送を一度にサポート。 ・双眼ビジョン+ミリ波レーダーによる720°障害物検知で夜間フライトも安心。 ・A-Meshで1送信機から複数機を同時指揮。物流ルートを面的にカバーします。 〜こんなシーンに〜 ・災害緊急物資の投下 ・住民が孤立した地域への医療物資配送 ・山岳観光地の荷上げ支援 2)Autel Alpha ― マルチミッション対応の万能機 ・35×光学ズーム+560×ハイブリッドズームで8km先の人物を可視化。 ・RTK デュアルアンテナ内蔵でセンチメートル級測位精度。橋梁や送電線の近接点検に最適。 ・IP55/−20〜50℃ 対応で豪雪・酷暑でも稼働。 〜こんなシーンに〜 ・公共施設・河川インフラの定期点検 ・広域捜索・行方不明者探索 ・高所構造物の劣化診断 3)Alpha Tracer ― UAVパイロット位置特定ソリューション ・RF方位測定装置「Tracer Air」を搭載し、3km圏で不正電波源を水平・垂直測位。 ・AIビジョン照合で操縦者の姿を地図上にマッピング。 ・GNSSが途切れても自律航法を継続し、都市部のマルチパス環境でも安定運用。 〜こんなシーンに〜 ・イベント会場・重要インフラ周辺のドローン警備 ・電波環境測定によるジャマー検知 【機体選定のポイント】 機体選定時は「業務の目的」「必要飛行時間」「求められるデータ品質」の 3 軸で比較するとスムーズです。 用途 おすすめ機体 理由(抜粋) 医療・物資輸送 Autel Titan 10kgペイロードと50km航続距離 広域監視・公共安全 Autel Alpha 35×ズーム+デュアルサーマルで昼夜対応 不正飛行対策 Alpha Tracer RF測位+AI照合で操縦者特定 【プリベントデザインが選ばれる理由】 ・官公庁案件の実績:各省庁や自治体への導入支援で培った調達や申請ノウハウ。 ・現場密着の導入サポート:操縦者トレーニング、リスクアセスメント、保守計画までワンストップ。 【よくあるご質問(FAQ)】 Q. 一般企業や個人での購入は可能ですか? A. 可能です、用途に応じた免許・飛行申請などの手続きもサポートいたします。 Q. デモフライトはお願いできますか? A. はい、事前ヒアリングのうえ、関東近郊を中心に実機デモを承っています。 〜行政ミッションの未来は空にある〜 ドローンは「見えない・届かない・危険すぎる」現場を一変させる力を持っています。 Autel Titan/Alpha/Alpha Tracer は、その中でも行政用途で求められる「長時間・高耐久・高精度」を高いレベルで実現したモデルです。 プリベントデザインでは導入コンサルティングから保守・運用教育までを一括してご提供可能です。 お問い合わせ https://prevent-design.com/contact
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- 2025.06.28臨時休業のお知らせ「2025年7月2日〜4日」
- 平素よりプリベントデザインの各種サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら2025年7月2日(水)〜7月4日(金)の期間、海外出張のため臨時休業とさせていただきます。 休業中は、お電話・メール・フォーム等でのお問い合わせへのご対応ができかねます。 いただいたご連絡につきましては7月5日(土)より順次ご返信・対応させていただきます。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 【出張の目的について】 今回の出張は、防災・警備に関連する最新の海外ドローン技術と運用事例の情報収集、ならびに先進的なソリューションの実機確認を目的としています。 プリベントデザインでは日頃より災害対策・巡回監視・セキュリティなどの分野において、ドローンを活用した高度な実務支援を行っており、常に国内外の動向を注視しています。 今回の調査結果は、今後の技術導入や地域防災支援体制の強化にも活かしてまいります。 【地域と現場に寄り添う企業であり続けるために】 私たちは防災・防犯・BCP・操縦教育といった分野で、日々現場と向き合う専門法人として、多くの官民関係者の皆様と連携を深めてまいりました。 今後も安全・安心な社会の実現に寄与できるよう、研鑽と情報収集を重ねながら、質の高いサービスをお届けしてまいります。 ご不便をおかけしますが、どうかご理解の程をよろしくお願い申し上げます。
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- 2025.06.28ドローン×リスク管理で実現する「スマート防災」のすすめ
- 近年、日本各地で自然災害の頻度と被害規模が増大するなか「防災の高度化」や「初動対応の迅速化」が社会的課題として急浮上しております。 こうした背景のもとで空からの可視化と即時対応を可能にする「ドローン」の活用が、地域安全対策において急速に注目を集めています。 【ドローンは“空を飛ぶカメラ”ではありません】 従来の「記録や上空監視」の用途にとどまらず、現在では次のような高度な活用が現実のものとなっています。 ・災害発生時の被害エリア俯瞰と優先対応地点の選定 ・土砂災害、浸水リスクの監視と事前警告 ・孤立集落や避難困難地域の状況把握 ・広域インフラや施設の安全確認と通報支援 ・BCP(事業継続計画)における情報収集手段としての導入 これらはすでに現場で求められる実務レベルの活用領域であり、計画・訓練・運用の各段階で専門性が必要とされます。 プリベントデザインが考える【スマート防災】とは? 私たちプリベントデザインでは様々な有識者をはじめ、防災士・ドローン操縦士・リスク管理等の専門家が連携をし「地域課題に根ざした防災体制の構築」を支援しています。 特に以下のような観点から、各組織における防災・減災計画の高度化をご提案しています。 ・現地に即したドローン運用体制の設計支援 ・地域地形、災害種別に応じた訓練計画とマニュアル整備 ・情報伝送や記録整備までを含めた実務オペレーション構築 ・BCP支援、庁内業務への導入相談 また実際の訓練・導入支援を通じて、人材育成と運用現場の橋渡しを行うことが私たちの強みです。 重要なのは持っていること、ではなく【活かせること】 ドローンを保有するだけでは十分な地域対策にはなりません。 どの様に情報を得て、どう記録し、どう判断に繋げるか。 そのプロセス全体を見直すことが、今後の地域防災には不可欠です。 私たちは、そうした“活かすための設計”にこそ価値があると考えております。 〜導入・連携をご検討の方へ〜 ・ドローンをすでに導入しているが運用に不安がある ・担当職員の技術研修や訓練を強化したい ・地域防災計画に空からの視点を取り入れたい ・内部BCPと連動した新しい活用を模索している この様なご相談に対して、個別ニーズに応じたサポートをご提供可能です。 まずは小さなご相談からでも、ぜひご連絡ください。 https://prevent-design.com/contact
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- 2025.06.19ドローン操縦士の次なる一歩「実践型スキルアップ」
- ドローン技術が普及し、国家資格を取得される方も年々増加しています。 しかし、現場で本当に必要とされるスキルは 「資格取得後」にこそ問われる 時代となりつつあります。 弊所では、すでにドローンを日常的に運用されている操縦士・企業・自治体職員の方々向けに、実践型スキルアッププログラムをご提供しております。 「資格を持っているだけでは不安」「現場の状況に合わせた応用力を高めたい」。 そう言った声に応えるべく、現場経験豊富なインストラクター陣が、個別に設計したプログラムをご用意しております。 【スキルアップが求められる背景】 現在、ドローンが活用される場面は年々広がり続けております。 ・防災減災の初動対応 ・公共インフラや施設の監視、点検 ・セキュリティ、警備の現場 ・災害現場の情報収集、伝送 こうした実務の中ではマニュアル操縦力・閉所飛行・データ運用能力など、より専門的なスキルが強く求められる様になりました。 プリベントデザインではこれらの“現場力”を磨く講習プログラムを独自に展開しております。 【提供しているスキルアッププログラム例】 (機密性が高く、公開可能な範囲のみのご紹介となります) ■特殊操縦訓練 ・GPSオフでのマニュアル飛行 ・障害物環境下でのルート飛行 ・赤外線カメラ操作と耐風操縦 ■FPV操縦訓練(閉所・偵察飛行) ・ゴーグル視点での閉所進入 ・複雑な空間における探索飛行 ・静音、ノイズ抑制操作 ■NIST STM準拠技能評価 ・国際標準規格に基づいた操縦技量評価 ・客観的なスコアと映像フィードバック ■記録・監視・情報伝送訓練 ・赤外線、ズームレンズの高精度操作 ・映像データの即時伝送、整理手法 ・位置情報と行動記録の活用 【プリベントデザインならではの強み】 ・多くの防災、防犯活動に実績を持ち合わせたプロフェッショナル ・官公庁や自治体との協働経験が豊富 ・高度なセキュリティやBCPコンサルティングにも関わる こう言った背景を活かし、現場で「本当に必要とされるスキル」に特化したプログラムを独自に提供しています。 資格講習とは違う「より実戦的なトレーニング」がしたいという方にこそお選びいただいております。 【対象となる方】 ・国家資格取得済の操縦士 ・企業のドローン運用担当者 ・官公庁、自治体職員でドローン活用の現場力を高めたい方 ・防災、警備、セキュリティ業務従事者、など 【ご相談・お申し込み】 スキルアッププログラムは完全予約制・カスタマイズ型で実施しています。 まずはご希望の分野・スキルレベルに合わせて、最適な講習内容をご提案させていただきます。 https://prevent-design.com/contact